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トイカメラは文字通りオモチャのようなカメラのことです。 ただ、「気軽に撮れるカメラ」という意味も込めてこう呼ばれることも多いです。 写りは適当だったり、そもそも写らなかったり…。 誰にでも撮れるように高機能化してきた最新のカメラでは味わうことができない意外性、面白さがそこにはあります。

「LOMO」ロシア生まれのキングオブトイカメラ

LOMO(ロモ)は旧ソ連製のカメラで、もともとロシア国内で「トイカメラ」としてではなく普通のカメラとして製造されていたものです。 しかし日本のカメラに押されて「普通のカメラ」としてのシェアが減り、徐々に使われなくなっていました。 ところがロシアらしいアバウトな作りが、面白い写り方をするという「副作用」が逆に注目され1980年代より熱狂的な支持を得るようになりました。 ロシア国内での製造は2005年に終了し、今現在市場に出回っているのは中国で製造されている「LOMO LC-A+」であることがほとんどです。 私が持っているのは「LOMO LC-A+」ですが意外と普通に写るなというのが正直な印象です。 個体差が大きいといわれるカメラなので、たまたま「ハズレ」を引いてしまったのかもしれませんし、元祖「LOMO」は使ったことがないのでわかりません。

このLOMOですが、絞りやシャッタースピードの調整など、カメラとしての一通りの機能は持っています。ピントの調整が1〜2m、8〜10mなどとおおざっぱだったりはしますが…。 ロモは人気が出たことで値段も上がり、今では30,000円近くという、もはや「オモチャ」とは言えない値段になっていたりします。 ただ「元祖トイカメラ」、「キングオブトイカメラ」ともいえるこのLOMO、一度は使ってみたいと思わせる魅力があるのではないでしょうか?

「HOLGA」トイカメラ初心者にオススメ

HOLGA(ホルガ)は中国製のカメラで、元々中国の労働者階級の人々に安く提供することを目的に作られました。 しかし低品質な材料・作りは一台ごとに写りが違うという結果を生むこととなりました。 その個性や、背景のケラレ(四隅が暗く落ちる、別名トンネル効果)などの写りのおもしろさが話題となり、今ではLOMO(ロモ)と並ぶ人気を集めるようになりました。 このHOLGAにはたくさんのラインナップが用意されています。 Baby HOLGA(ベイビーホルガ)やニャーニャーHOLGAは別にするとしても6種類以上あります。 ざっと分けるとレンズがガラスレンズかプラスチックレンズか、フラッシュの有無、フラッシュが白のみかカラーフラッシュか、がポイントになります。 最近ではピンホールカメラとして使えるHOLGA PINHOLE、色が違うHOLGA GREENやHOLGA REDなど、よりたくさんの種類が出てきています。 値段は一番安いHOLGA 120Nで5,000円程度、一番高いHOLGA 120GCFNで8,000円程度となっています。

機能にいろんな?があるのもHOLGAの特徴です。
たとえば…
・暗いところが苦手。明るいところで撮りましょう
・撮影場所の明るさによって切り替えるお天気スイッチが実は意味がない
・ストラップを取り付ける金具がけっこうユルく、金具ごとストンと抜けることがある
こんなHOLGAですが「できの悪い子ほどかわいい」ということでHOLGAに愛着がわいてきたりします。
HOLGAには豊富なアクセサリーがあるということも嬉しいポイントです。 35mmフィルムを使うための135フィルムホルダー、ポラロイドフィルムを使うためのポラロイドフィルムホルダー、特殊効果フィルターがセットになったエフェクトキットなど初めてのトイカメラにオススメしたい理由がここにあります。 HOLGAシリーズの中でどれを買うか迷ったら、HOLGA 120CFNかHOLGA120GCFNをオススメします。 Baby HOLGAがセットになった「OYAKOキット」や135フィルムホルダーとのセット、ポスターや写真集が一緒になっている「スターターキット」などセット販売もされています。 まずは迷うところからHOLGAを始めてみませんか?


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